管理職必須のコミュニケーションスキル、新インターアクション
→ 日常のコミュニケーションとフォーマルなコミュニケーションで自在に人を動かす
全社の勝つための文化づくりとしてのコミュニケーション基盤作り
→ 意見具申を活発にして現場の声を組織活動に反映させる
豊富なバラエティーと一つ覚えれば広く応用できる普遍性を備えるコミュニケーションスキル
→ 基本パターンは「テーマと理由を伝える」「よく聞く」「一緒になって考える」
「全社一丸となって」ということがよく言われます。標準的な日本人なら「全社一丸」という言葉に嫌悪感を抱く人は少ないと思います。しかし、「全社一丸」を「全員が同じ気持ちとなって」とするとどうでしょうか。今度は疑問を覚える人も少なくないでしょう。なぜなら、人間は生来多様であり、同じ気持ちになりきれないことは理の当然であるからです。全社一丸、これは目的目標ベースでは持つべきです。同じ目的の下に集まった人の集団は恐ろしいほどの力と相乗効果を発揮します。全社一丸、もう一つ持つべき共通事項はコミュニケーションの方法かと考えます。例えば、英語と日本語でそのまま会話する人たちはいないでしょう。言語はコミュニケーションのプラットフォームであり、共通するプラットフォームの上でしか意思疎通、すなわち思いや考えの伝達受け取りは出来ないからです。プラットフォームはパソコンで言うならOSみたいなものです。コミュニケーションの方法はOSみたいなものなのですが、これを共通で持とうとする会社は少ないです。しかし、改善技法とそのコミュニケーションをOSにしている会社は強いです。これは有名な自動車会社の例でもわかります。コミュニケーションのOSこそが新インターアクションです。コミュニケーションが最も生み出さなくてはいけないことは何か。企業にとってそれは創造的な結論かと思います。創造的な結論とは、話し合うまではそのどちらの人も持っていない結論、それでいながら持っていた結論よりも効果が高そうな結論です。創造的な結論を出すためにはどうするのか。哲学者のヘーゲルは「正・反・合」の手順でものごとは進歩していくと述べました。正・何らかの主張があるとそれに対抗する反が生まれ、融合して昇華していくと合・創造的な結論が生まれるというものです。私の理解ではヘーゲルの弁証法とは以上のようなことだと思います。新インターアクションはヘーゲルの弁証法の流れをコミュニケーションに生かすべく作ったスキルです。守るべき基本行動と話し合いテーマごとのステップを明示し、その流れを守ることで組織のコミュニケーションを創造的なものとしていくものです。当社は新インターアクションを創造的な結論を導き出すOSと位置づけています。
新インターアクションには5STEPの正規版と3STEPの簡易版があります。
2021年5月現在のバラエティーは以下の通りです。
5STEP版
3STEP版
※全社導入を社員インインストラクターで図る会社や組織には上記のパターンをすべて提供することも可能です。
新インターアクション研修
創造的な結論をコミュニケーションで導くために生まれたのが新インターアクション技法です。新インターアクション技法はシンプルでどのような場面でも守る基本行動、ケースごとに多少のアレンジがあるコミュニケーションステップ(手順)、ステップを構成するポイントで成り立っています。
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