人事考課の研修は管理職になって最初に受ける研修かもしれません。そういう意味では人事考課者研修は最も管理職らしい研修とも言えます。
当社の人事考課者研修は「正しく考課する」ことと「考課を生かして組織運営をすること」の二本立て。そのどちらにも的確なノウハウと実績を積み重ねてきました。
● 正しく考課する・・・考課項目解説書の作成。行動把握のSTAR原則の展開。標準考課の設定。
● 考課を生かす・・・考課関係の話し合いの設計。相互啓発型ロールプレイによるコミュニケーションスキルの習得。
特に当社独自のサービスである考課項目解説書は多くの企業で喜ばれて役に立ってきました。
なお、最近は目標管理制度を導入している企業が多くみられますが、少なくない企業様ではその定着化に苦労しているやに見受けられます。
このような企業様向けに人事考課(目標管理)お助けシリーズとして「目標設定検証研修」「目標管理話し合い研修」を準備しています。
こちらも人気であり、人事考課を通じたメンバーの能力向上と働きがいのある組織作りに貢献しています。
部下と信頼関係が持てないマネージャーにマネジメントとしての仕事はできません。その信頼関係構築のためには正しい評価が不可欠です。 しかし、正しく評価しただけでは信頼関係は深まりません。 信頼関係を深めるには「正しく評価したということを伝えること」「期待していることを伝えて目標設定すること」「部下の日々の職務遂行に興味を持っていることを伝えるヒアリング」などのコミュニケーション手段が適切に用いられる必要があります。 この研修は人事考課を生かして人を動かすためのフォーマルな話し合いスキルを身につける研修です。 人事考課が正しく運営されているのに部下が考課に対して不平や不満、諦めを持つ企業が少なくありません。 このような企業では考課の精度を高めることよりも、考課にまつわる話し合いの納得感を高めたほうが組織運営の対策として効果的な場合が少なくありません。 「考課に対する不平不満が絶えないなあ」とお感じでしたら、お試しの価値はあります。
◆ 対象 | 人事考課者 |
◆ 人数 | 20名ぐらい |
◆ 期間 | 1日から2日コース |
以下の4つの話し合いを基本として設定しています。
今まで多く選ばれてきたのは「フィードバックと「目標設定」です。 これらを実施する際は「考課結果がある」ということが前提となりますので、標準として準備している考課演習とその結果をベースとして研修を運営することになります。 カリキュラムの例は「人事考課のフィードバック力養成コース」となります。
第 一 日 目 | ||
9:00 | オリエンテーション 1. 人事考課と話し合い 1)信頼を勝ち取るために 2)話し合いの種類 3)話し合いの基本行動と手順 2.話し合い準備 1)考課ケースと考課結果の確認 2)部下の自己評価の確認 |
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12:00 | 2.目標の解説準備 | |
13:00 | 3.考課結果の話し合い演習 1)人事考課のフィードバック ・上司役〜部下役〜観察者を繰り返してコミュニケーション能力を強化する。 4.その他の話し合いの解説 1)解説 2)職場実践での注意点をまとめる |
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18:00 |